大阪の素晴らしい点、と言われて読者の皆様はどのようなことを思い浮かべますか?やはり、大阪と言えばエンターテイメント?グルメ?観光?日本人にとっても大阪は人気の観光地ですが、外国人の視線から見てみると少し違った大阪の魅力的な姿を新たに発見することができます。今回は、大阪らしい特徴、大阪グルメ、大阪の観光地、という3つのポイントを外国人目線から見直してみました!
なぜ大阪が外国人に大人気?その理由は大阪ならではの特徴にあった!
日本に観光地はたくさんあるものの、なぜ大阪が特に外国人の心を捉えているのでしょうか?調査してみると、観光地として大成功した大阪だからこそ!な理由が隠されていました。
どこでも行ける!アクセス便利な大阪!世界の窓口の大阪
2018年4月に発表された、法務省出入国管理統計および観光庁の統計調査によると、関西エリアへの外国人入国者数は年々増加しており、2015年外国人入国者数は年間を通して5,052,578人。それに対し、2017年度は7,204,774人まで増えています。国別に見てみると、やはりアジア圏諸国から大阪に来る外国人が多く、一位が韓国、二位が中国、三位が台湾、という割合です。
その際、世界と関西を繋ぐゲートとなっているのが「関空」として親しまれている関西国際空港です。
国際空港は西日本を中心とする国際拠点空港であり、関西圏の国内線の基幹空港。国際線が就航する空港は、今後とも関空に限定することが適当。
(国土交通省:http://www.mlit.go.jp/singikai/koutusin/koku/07_6/siryou01.pdf)より引用
と位置づけられているだけあって、大阪は海外からのアクセスに適していて、実際世界各国の269都市と繋がっている窓口となっています。
また、関西空港から大阪の市街地への交通手段の豊富さや便利さも外国人観光客から定評を受けています。代表的な行き先として挙げられる大阪市街地は、梅田•難波•天王寺•USJのエリアではないでしょうか。例えば、空港〜梅田へ移動するには、リムジンバスで約60分(1550円)、 JRを利用しても約60分(1190円)。外国から長時間のフライトで疲れていても、60分程度で大阪の中心地に着くのは嬉しいですよね!
そのうえ、大阪を起点として京都•神戸•奈良などへの関西エリアを代表する他県や、広島や名古屋など少し離れたエリアへも新幹線で日帰り旅行出来てしまいます!
抜群の立地の良さが大阪が外国人の中でも評判が高い理由の一つ。
すぐ違う県に行けてしまうのに、それぞれの県で特色や雰囲気が全く異なるので、長期滞在でも飽きることなく楽しめるようです。
大阪の中だけでも、観光地が盛りだくさんなうえ、それぞれが密集しているため交通時間に無駄な時間を費やすことなく効率よく回れるので、大阪の土地勘が無い外国人観光客でも旅行の日程を着実に立てることができます。
良い意味で日本らしくないフレンドリーさを兼ね揃える大阪人
日英バイリンガルの記者による取材結果がまとめてられているニュースウェブサイト、JAPAN TODAYに、外国人から見た日本人の一般的なイメージがまとめられています。ランクインしているのは、礼儀正しい•時間をきちんと守る•親切•勤勉•シャイ•堅苦しい、などの印象がトップを占めています。「おもてなし」や「和」の心を大切にする日本人の美徳は、世界に誇れるものであり、外国人から見ても尊敬に値する性質であります。しかし、他人とある程度の距離を取り接する日本人の姿は、親しい関係性になる前は特に、少し近づきづらい存在だと と捉えられているのも事実のようです。
しかし!日本国内で大阪人が少しユニークな性質を持っている、と私たち日本人が感じているように、外国人旅行者から見た大阪人も一般的な日本人の印象とは異なっています。ほんの少しの期間大阪に旅行に来ただけの外国人でも、大阪人はフレンドリー、面白い、積極的、真の感情を見せてくれている気がする、と感じる場合が多いようで、日本にいるのに良い意味で日本らしくない!という感覚を覚えるようです。GaijinPotBlogの著者Jamesさんも同僚を訪ねに大阪に行った際、
「大阪人は面白くてフレンドリーだよ!東京とは違うんだ。君もきっと大阪でとても楽しめるよ!」(日本語訳化)
(GaijinPotBlog:https://blog.gaijinpot.com/japanese-regional-stereotypes/)より引用
と言われた結果、実際にJamesさんはそのように感じたようです。
日本の礼儀正しい文化は外国人から見ても魅力的で新鮮なものではあるようですが、そのような雰囲気に全く慣れていない外国人の中には少し尻込みしてしまうのかもしれません。その中で、日本でありながら東京や他の地域ではなかなか感じられない気さくな雰囲気をもっている大阪人は、外国人からすると親しみやすいと感じられるのでしょう。
外国人をターゲットとしたホテルが豊富なのも大阪が人気の理由
大阪への外国人旅行客の増加の伴い、大阪府内では外国人をターゲットとしたホテルや宿泊施設、外国人向けの特別なサービスを提供するホテル、バックパーカー向けの泊まりやすいホテル、英語フレンドリーなホテル、などが増え大阪に来て泊まってみたいと思うホテルが外国人の中で注目されています。
例えば、こちらのAirbnbのお宿は外国人向けにおススメされている宿泊施設のウェブサイトで紹介されています。
(HP:https://www.airbnb.com/rooms/9642710)
難波から徒歩4分の好立地に位置し、関西空港へも40分。日本らしさを感じられる畳が一面に施され、壁には着物を着た女性の絵が掛けられ、リビングルームには掘りゴタツが設置されています。伝統的な日本を感じられる空間が広がっていて、外国人にとって貴重な経験となると高評価です。
それとはまた違った大阪のホテルの工夫として見られるものは、大阪らしさをホテルでも堪能してもらおうと、高級ホテル内のレストランやバーでも大阪フードを提供しているというものです。ニュースとなり話題となったのが、高級ホテルのコンラッド大阪。
(HP:http://www.conradosaka.jprestaurants/40skybar)
こちらの40スカイバー&ラウンジでは、「タコヤキ•イン•ザ•スカイ」というオリジナルのカクテルを提供しています。マティーニをベースとして作られたお洒落なカクテルの上に、竹串に刺さったタコヤキが大胆にのっていてインパクト大。大阪の街で日中遊んだ1日の締めに、こちらのバーで大阪ナイトを最後まで堪能することが出来るということで人気を博しています。
大阪が愛される理由は?天下の台所大阪ならではのグルメ!
旅行の楽しみの一つといえば、旅先で味わうそこでしか味わえないような、とっておきのグルメではないでしょうか。古くから「天下の台所」として栄えてきた大阪は、現在でも「食い倒れ」の街として日本国外問わず知られています。外国でも愛されている大人気のグルメが、大阪発祥のものもたくさんあるので、本場の大阪グルメを目的に来日する外国人も多いようです。中でも特に外国でも認知度が高いのが、これからご紹介する3つの大阪グルメです。
みんな大好き!本場大阪のたこ焼き
もはやたこ焼きを無くして、大阪グルメは語れない?!というほど、たこ焼きは大阪を代表する愛されフードと言えるでしょう。今では各店舗から様々な種類のたこ焼きが誕生しているので、気軽に食べれて食べ比べが出来る点もたこ焼きの人気の秘密です。以下では、大阪発祥の超人気たこ焼き店を各タコヤキの特徴と共にご紹介します。
道頓堀くくる
大阪ミナミの繁華街、道頓堀を本店として、日本国内各地や海外では上海にも店を構えている道頓堀くくる。約30年前に誕生し、現在では合計約50店舗のお店を出すほどに発展しています。美味しいこちらのタコヤキの秘密は、
ふっくら、とろ〜りと仕上げた、くくる自慢のたこ焼きやねん。特製の粉を使った生地とお口に入れた時のプリップリのたこの歯応えがたまりまへん。こってり特製ソースをまた、たまりまへん
(道頓堀くくるHP:http://www.shirohato.com/kukuru/takoyaki.html)より引用
と謳われているように、天然のタコの美味しいさとふわふわっと口の中でとろけるような生地が最大の特徴。
明石焼きスタイルのたこ焼き[8個750円]や、たこ焼きからはみ出る程大きなタコが楽しめるたこ焼き[6個入り650円〜]が特に大人気です。
道頓堀で絶対に欠かせない食べ物(日本語訳化)
(Trip Advisor:https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g298566-d3751894-Reviews-Dotonbori_Kukuru_Main_Shop-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html?m=19905)より引用
多くの外国人向けウェブサイトで紹介されている為実際に試してみた外国人が多いようです。
はなだこ
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梅田の中心地でありながら、少しレトロな雰囲気を醸し出している新梅田食堂街にお店を構えるはなだこ。色々なレストランが並ぶ中、ひときわ常に行列が出来ているお店です。元々Trip Advisorでは高評価で外国人からも認知度が高かったのですが、2018年のミシュランガイド京都•大阪で紹介されたことも更なる人気の引き金となりました。シンプルなたこ焼きは6個入り450円〜、一番人気が高いのがネギが上に山のように乗せられているたこ焼きは6個入り550円〜。
それとは別に、こちらのお店の代名詞となっているのが、薄くパリパリに焼かれた煎餅にたこ焼きがサンドされた「たこせん」です。[1枚190円]どのたこ焼きでも、使用されているのが生ダコなので、他のお店とは一線を画したタコの美味しさを感じられるでしょう。
わなか
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千日前のなんばグランド花月の隣に本店を構えるわなかは、なんと元々は駄菓子屋さんでした。1986年にたこ焼き屋さんとして再スタートしたという筋金入りの大阪老舗たこ焼き。現在では大阪各地に10店舗、他県に3店舗お店があります。8個入り450円から販売されているたこ焼きは、2016年、2017年、2018年と3年連続でミシュランガイド京都•大阪でも紹介されるという驚異の実力。外はカリカリ、中はふわふわの生地は、
鰹節と海藻がミックスされて練りこまれている生地が、わなかのたこ焼きを特別なものにしていると
(Ninja Wifi:http://ninjawifi.us/news/culture-en/the-6-most-delicious-takoyaki-in-osaka)より引用
評価されています。
二度浸けはアカンで!大阪B級グルメの金星串カツ
野菜や海鮮、お肉など、様々な食材がカリッとフライされた串カツ。外国人にとって天ぷらはより認知度が高い食べ物ではありますが、天ぷらとどこかしら似ていてジューシーで美味しい食べ物として、串カツは大阪で食べるべきグルメの1つとして外国人に紹介されています。また、串カツをソースに二度漬けしてはいけないというルールや、串カツと一緒に提供されることが多いキャベツの食べ方などが面白いという声も見られます。
元祖串カツ だるま
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新世界にある本店を筆頭に、大阪各地、また他県、海外では台湾やフィリピンにもお店を構える串カツだるま。昭和4年に創業されただるまは、強面のおじさんのキャラクターがお客さんたちを出迎えてくれます。串カツの種類は豊富で、数種類の串カツがセットになったメニューも用意されていたり、英語や中国語や韓国語のメニュー表も置いてあるため、初めて串カツを試したい外国人にも安心です。各串1本150円から用意されていて、たくさん食べてもコストが張りません。外国人がだるまを紹介しているこちらのサイトでは
始めはどの程度ソースを漬けたらいいか少しためらいました。しかし一度このソースを試してみると、ウスターソースのようで、塩味と甘みが混ざり合っているけど、どこかしらポン酢の味も仄かに感じられるような味わいで非常に素晴らしい
(migrationogy:https://migrationology.com/kushikatsu-daruma-osaka/)より引用
と評価されています。
串カツ田中
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2008年の創業以来、北は北海道から南は沖縄まで、はたまた海外はシンガポールやハワイまでと、日本国内外をカバーしている串カツ田中。
お値段は1串100円のものから取り揃えており、バナナやクッキーアンドクリームを使用した変わり種のデザート串も試すことができます。また、初めてだからどれもこれも食べてみたい!という国内外の観光客に人気なのが平日18時までのメニューの120分制の串カツ食べ放題!(中学生以上1480円)また、英語、中国語、韓国語のメニューがあるのはもちろんのこと、麻布台と赤坂にある店舗では、Wi-Fiが無料提供されているなど、外国人フレンドリーな雰囲気も見受けられます。
八重勝
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1947年に新世界で創業された八重勝。店内は全席カウンターで、カウンター越しに串カツが揚げられていく工程を見ることが出来て目で見ても楽しむことができるとあって、外国人観光客もよく店を訪れています。3本で300円のお手軽なうえ、キャベツは無料で提供されているためコストパフォーマンスも良し。特に特徴的なのが、セイタンと呼ばれる小麦グルテンが原料となっている穀物のお肉を選択することができるため、ベジタリアンの人も安心して串カツを楽しむことができます。
忘れてはいけない大阪が誇るお好み焼き
お好み焼きといえば、大阪のお好み焼きと広島のお好み焼きが有名ですが、外国人にとってお好み焼きは
関西エリア、特に大阪、が誇りにしている食べ物で、大阪に行ったら絶対に食べてみるべき
(tsunagu Japan:https://www.tsunagujapan.com/15-popular-okonomiyaki-shops-to-try-in-osaka/)より引用
と紹介されています。
なんと大阪府内には2500店舗以上ものお好み焼き屋さんがあるようで、いかにお好み焼きが大阪のソウルフードであることを象徴しています。
千房
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1973年に千日前でスタートした千房ですが、現在は全国各地や海外ではハワイ、ベトナム、タイ、フィリピン、中国、香港、台湾、インドネシア、にまで店舗を構えていて、日本国内はもちろんのこと、海外でも広く知られているお好み焼き屋さんです。ベーシックスタイル、エレガンスクラス、ハイクラス、と千房の中でもブランドに分かれているため、用途や食べたい内容によって違うお好み焼きを楽しむことができるので、観光としてカジュアルに食べたい外国人でも、外国人ゲストの接待としても使い分けることができて便利。
味乃家
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難波に2店舗ある味乃家は、1965年に創業されました。創業以来こだわり続けているのが、焼き方と研究の結果作り上げたソースです。
味乃家のお好み焼きは焼き方が命です。食材本来の旨味を最大限に引き出すのは焼き方一つです。「味乃家」では、この焼き方にこだわり、お客様 一人一人の席までスタッフがお好み焼きを焼きに参ります。
(味乃家:http://ajinoya-okonomiyaki.com/top/info/good/)より引用
お客さんが自分でお好み焼きを作るのを任されるお店は多いですが、お好み焼きに不慣れな外国人がお好み焼きを作るのは大変ですし、本来のおいしさを引き出せないかもしれません。そんな中で、こちらではお店側が自信を持って作り上げてくれるので安心です。
福太郎
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本店は千日前、大阪府内に他2店舗(梅田店、高島屋店)、東京に1店舗を構えています。福太郎が誇る最大の特徴は食材。お好み焼きに使用されている牛肉は神戸牛、豚肉は鹿児島産のこだわりの最上級豚を仕入れている精肉屋のもの、海鮮類も市場で新鮮なものを仕入れているなど、品質の優れたものばかりを使用しています。また、生地自体も病みつきになる食感で、
ここのお好み焼きの生地のフワフワ感は他の店に類を見ないものだ。ここの豚玉は絶対に食べるべき!(日本語訳化)
(DiGJAPAN!:https://digjapan.travel/en/blog/id=10497)より引用
と外国人向けのサイトでも紹介されています。
こんなにあるの?お城から絶叫マシーンまで堪能できる大阪
外国人に人気のある日本国内での観光先は、東京や名古屋、北海道、京都、など全国各地をまたぎ挙げることができます。どこの都道府県であってもそれぞれのカラーがあり、どこが一番良いかなど比較するのは不可能ですが、大阪には他の地域に負けない特徴があると言えるでしょう。それは、1都市内に歴史を感じられるお城から1日中遊べる世界的に有名なテーマパーク、またショッピングする場所まである、という点です。大阪から出ないでも、色々なジャンルの観光名所が揃っていて、いつでもすぐに行くことができるのです!
大都会の中で歴史を感じられる大阪城(大坂城)
大阪城(大坂城)は1583年に豊臣秀吉により築城されたのち、徳川陣による襲撃により没落しましたが、その後徳川秀忠により再建築されました。現在、国の重要文化財、登録有形文化財、特別史跡となり、大阪のランドマークとなって地元民にも外国人観光客にも親しまれています。入城料金は15歳以下は無料、15歳以上は600円で9時から17時まで公開されています。英語、中国語、韓国語のパンフレットも用意されていたり、それらの言語のオーディオガイドのレンタルも可能、また展示物の一部は英語で紹介されているものもあります。大阪城を訪れたことのある外国人観光客の感想で最も多く目立ったのが、桜と大阪城のコラボレーションが素晴らしかったという意見です。
桜のベストショットは大阪城で撮れます!大阪城の桜は植えられて長い歴史があるため、木も大きく花も大柄なのだと思います。大阪城の壁や階段などと一緒に桜を撮影することができ、とても満足できる結果です(日本語訳化)
(Trip Advisor:https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g298566-d320970-Reviews-Osaka_Castle-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html?m=19905)より引用
などと感想が書き込まれているものが多く、特に春の桜の時期が最も外国人観光客が多く賑わいのある時期となっています。
これこそ元祖大阪?タイムトリップした気分になれる新世界
ディープな大阪を味わえる場所といえば新世界。梅田やミナミなどとは全く違った、まるで異国に来たかのような新世界独特の雰囲気も人気があり、外国人観光客の旅の目的地として選ばれているようです。
JR大阪駅から約20分以内でアクセスできる、ザ•下町!な新世界は、シンボルでもある通天閣を中心に、ジャンジャン横丁や大阪を代表する河豚屋さんのづぼらや本店などが広がっています。まず、展望タワーとなっている通天閣はというと9時から21時まで登ることができ、大阪の景色を堪能することができます。通天閣の上まで登ると、幸福の神様として親しまれているビリケンさんが待っていて、足をなでてお祈りをする観光客の姿がたくさん見られます。
明治36年にできたジャンジャン横丁は、新世界グルメのるつぼです。串カツやホルモン、粉物料理、居酒屋、飲み屋、などプチプライスで食を楽しめるお店がずらりと並んでいて、食べ歩きスポットとなっています。新世界を訪れた外国人の感想として取り上げられているのがこちらです、
新世界に行くなら夕方以降が最もおススメ。新世界全体的にカラフルな明かりが灯され、道も人が増えて賑わってきます。通天閣タワーも明かりが灯され様々な色に変化していて楽しいです(日本語訳化)
(Trip Advisor:https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g298566-d1407290-Reviews-Shinsekai-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html?m=19905)より引用
ショッピングには適していませんが、食事を楽しんだり、昭和な大阪とカラフルやキラキラといった現在の大阪のベースとなっているものを見つけられる場所として人気を集めています。
言葉の壁も感じさせない!USJで一日中満喫
世界的に有名なユニバーサルスタジオ。大阪にUSJとして登場したのは2001年のことです。当初、入場者数は1000万人を超えていましたが、その後売り上げは落ち込み2009年には入場者数が750万になるなど、赤字に陥った時期もありました。しかし、フラッシュモブやハロウィンのイベント、アニメとの融合、ハリーポッターのエリア開設、などといった様々な戦略を組み込み、見事に一発逆転を果たし、今ではディズニーリゾートを追い抜くほどの大盛況となっています。2016年の入場者数は1600万人を超え、入場料金が引き上げられているのにも関わらず(2001年は大人5500円。2018年は大人7900円)入場者数は現在でも年々増えていく一方です。
USJ目当てに大阪にやってくる外国人も多く、2017年にはUSJに遊びにきた外国人が年間200万人を越えています。
来場者の主な国籍は、中国、台湾、韓国などの日本近辺のアジア諸国が目立っており、2014年に増設されたハリーポッターエリアが更なる来場者の増加の引き金になっているようです。USJ近辺にあるホテルやユニバーサルスタジオ駅のレストラン街にも外国人客の姿が目立ち、USJの人気ぶりが外からでも伺えます。
回りきれないほどのショッピング天国大阪
大阪は大きく分けて、キタとミナミに分けられますが、どちらにも大型デパートや、ショッピングセンターがあります。まずキタを見てみると、阪急百貨店と阪神百貨店が最も有名でしょう。この2つのデパートは地元人にも国内外の観光客にも人気で、百貨店各々が自分の得意な分野で競いあっており、買い物客は飽きることなくどちらのデパートでもショッピングを楽しめるように工夫されています。その他にもLUCUAやグランフロント、HEP FIVEなど、大人向け子供向けのどちらも取り扱っているショッピングビルディングが駅中心に広がっています、ミナミエリアでは、高島屋や大丸などの百貨店があり、高級ブランドや大人向けファッションを購入することができます。また、心斎橋から難波まで一直線に繋がっている御堂筋商店街、アメ村、などでは、比較的若年層をターゲットにしたファッションや、中国人や台湾人などに人気の日本のドラッグストアが数多く並んでいるので、日本人と同じくらいの数?とも思えるほどの外国人観光客が日々買い物を楽しんでいます、
まとめ
外国人ならではの考え方や感覚が見受けられ、新たな大阪の素晴らしさが発見できたでしょうか?2025年の大阪万博に向け更に活気づいていくこと間違いなしの大阪。ますます外国人観光客も増え、大阪の魅力が今後も世界に発信されていくことを期待しましょう!
参考URL
https://www.japanhoppers.com/en/features/food/328/
http://www.mlit.go.jp/singikai/koutusin/koku/07_6/siryou01.pdf
https://osaka-info.jp/en/page/mice-why-osaka
https://flyteam.jp/airport/kansai-international-airport/airline_route
https://fastjapan.com/en/p101707
http://www.kate.co.jp/timetable/
https://www.cnn.com/travel/article/osaka-japan-reasons-visit/index.html
http://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000035601.pdf
https://blog.gaijinpot.com/japanese-regional-stereotypes/
https://japantoday.com/category/features/lifestyle/the-top-10-words-to-describe-japanese-people-according-to-foreigners
http://www.shirohato.com/kukuru/takoyaki.html
https://r.gnavi.co.jp/bkhgfy0x0000/
http://takoyaki-wanaka.com/
http://www.kushikatu-daruma.com/sp/
https://kushi-tanaka.com/
http://www.chibo.com/
http://ajinoya-okonomiyaki.com/top/
http://2951.jp/sp/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9D%82%E5%9F%8E
https://www.tsutenkaku.co.jp/
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/14/news019.html