ベトナム語を翻訳するなら！おすすめサイト・アプリと翻訳会社を紹介

ベトナムから日本への観光客の増加や日本への移住者が増え、ベトナムにも注目が集まっています。

日本とベトナムの距離が縮まり、ベトナム語の需要はどんどん高まってきています。

しかしながら、日本でベトナム語を話せる人材はまだまだ多いとは言えず、今後期待される言語となるでしょう。

今回は、ベトナム語を翻訳できるおすすめの翻訳アプリ・サイトと翻訳会社を紹介します。

翻訳精度の比較から、料金、各サービスの特徴までを画像付きで丁寧に解説します。

ぜひ、参考にしてみてください。

ベトナム語の文化・背景

ベトナム語とはどんな言語？

ベトナム語（越南語）は、ベトナム社会主義共和国の公用語です。ベトナムは多民族国家であり、全人口のおよそ87%を占めるキン族の母語であることからキン語とも呼ばれています。

ベトナム語の話者数は約7,000万人と言われ、ベトナムの首都ハノイが位置する北部の言葉が標準語とされていますが、北部、中部、南部でそれぞれ異なる方言が使われています。

地域によって使用する単語や発音がかなり違うことから、同じベトナム語話者間でも通訳が必要なこともある複雑な言語です。

ベトナム語は難しい？

「ベトナム語は難しい」とよく耳にします。

確かに、数多くの声調を用いるベトナム語の発音は、日本人にとって最も習得が難しい言語の１つとされています。

しかし、ベトナム語の文法は非常に単純です。日本語や英語では時制や人称、単数・複数によって、単語の語形変化を伴いますが、ベトナム語では単語そのものが変化することはありません。

ベトナム語が難しいと言われているのは、文法でなく、発音にあるとされます。

おすすめ翻訳アプリ・サイト７選（日本語⇔ベトナム語）

ベトナム語に翻訳する際におすすめな翻訳サイトを7つご紹介します。

Google翻訳（サイト・アプリ）

Google翻訳は103言語と多くの言語に対応でき、ベトナム語の翻訳も可能です。

翻訳方法は、入力したテキストの翻訳の他に、音声翻訳、手書き入力したテキストの翻訳、カメラ入力の翻訳と様々な翻訳方法に対応しています。

長文の翻訳をしたい方から海外旅行などでスピーディに翻訳したい方など、あらゆる方に対応した万能なサービスです。

Google翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

日本語→ベトナム語の翻訳精度は高く、さすがはGoogleという印象です。

真ん中にある「⇄」の記号をクリックすることで、ベトナム語→日本語への翻訳も簡単にすることができます。

翻訳文章はわざわざ翻訳ボタンを押さなくても自動で翻訳してくれるため、とてもスピーディーな翻訳が特徴的です。

また、アプリも取得することができますので、誰でも気軽に翻訳することができます。

エキサイトベトナム語翻訳（サイト・アプリ）

エキサイト翻訳は、32言語の対応し、約2,000文字の翻訳が可能な翻訳サービスです。

専門用語に強い翻訳エンジンを搭載しているため、ニッチな分野に対して使いたい場合はおすすめです。

また、「再翻訳」機能を使って、訳文を原文の言語に直して翻訳品質をチェックすることもできます。

エキサイトベトナム語翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

日本語→ベトナム語の翻訳はとても上手くできていますね。

エキサイトベトナム語翻訳は、「マイ翻訳」機能が特徴の一つです。

マイ翻訳とは、うまく翻訳できた文章や、使用頻度の高い翻訳を保存できるエキサイト内のサービスです。

マイ翻訳に訳した後のベトナム語を保存しておけば、わざわざ再度翻訳しなおさなくても済むため、自分だけの辞書代わりにもなり、勉強用に使いたい方にはおすすめできる翻訳サービスです。

So-net翻訳（サイト）

無料翻訳サービスにも関わらず、50,000文字の翻訳が可能です。

連続で翻訳したい方に向けた「ヤラクゼン」というサービスも提供しており、より多くの文章を翻訳したい方にはぴったりです。

So-net翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

日本語→ベトナム語への翻訳は非常に正確でした。

So-net翻訳の特徴の一つとして、翻訳文と原文に合った別の翻訳を提案してくれます。

Baiduオンライン翻訳（サイト）

Baiduオンライン翻訳は28言語の翻訳ができる翻訳サイトです。

中国のサービスではありますが、ベトナム語の翻訳にも対応しています。

また、無駄な機能がついていないため、シンプルで使いやすいサイト設計になっています。

Baiduオンライン翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

中国のサービスのため、「ベトナム語」でなはなく、「越南语」と表記されます。中国語が分からない場合は少し見つけづらい印象を受けました。

しかし、日本語→ベトナム語の翻訳精度も高く、信頼できる翻訳でした。

Baiduオンライン翻訳は、翻訳機能以外の機能が少なく、初心者の方でも扱いやすいサービスなのが特徴的です。

Bing翻訳（サイト・アプリ）

Bing翻訳は、60以上の言語を翻訳できる、マイクロソフト社が提供している翻訳サービスです。

自身の端末と接続して、最大100人と複数の言語で直接会話できる、多人数での翻訳機能が特徴的です。

発音音声では、男性と女性の声どちらか選択することが可能です。よりリアルなヒアリングをしたいという方にはおすすめです。

Bing翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

マイクロソフト社が提供している翻訳サービスということもあり、翻訳精度は高いです。

Bing翻訳は「Microsoft Translator」と呼ばれるクラウドサービスをベースにしているサービスで、機械学習のエンジンによる、定期的に新しい言語の追加、品質のアップデートが行われるため、長く使い続けることができるのが特徴です。

アプリ展開もしているサービスなので、ベトナムへ旅行に行った際も役に立つ翻訳サービスです。

Infoseek マルチ翻訳ー楽天（サイト）

Infoseek マルチ翻訳は楽天が提供している翻訳サービスです。

無料プランと有料プランの2つがあり、無料プランでもベトナム語の翻訳が可能です。

有料プランでは対応言語が多くなることの他に、「翻訳者に依頼する」「プレミアム機械翻訳」を使用することができます。

Infoseek マルチ翻訳で日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

日本語→ベトナム語の翻訳精度は他のサービスに劣らず高いものでした。

Infoseek マルチ翻訳の特徴の一つとして、有料プランの「翻訳者に依頼する」では、24時間365日インターネットを通じて、翻訳を依頼することができます。

翻訳に不安な方は、有料プランを使うと良いですね。

Naver Papago翻訳（アプリ）

Naver Papago翻訳は、ポップでシンプルなデザインが特徴の翻訳アプリです。

「グローバル会話」では、基本的な日常会話でネットワークに接続していない状況でも使用できる機能が備わっています。

無駄なボタンが一切ないので非常に使いやすく、スマホの操作に慣れていない方にはおすすめです。

Naver Papago翻訳でで日本語をベトナム語に翻訳してみた

翻訳した文章

翻訳精度は問題なく、こちらもGoogle翻訳と同様に入力するだけで自動で翻訳してくれます。

またNaver Papago翻訳の特徴の一つとして、文字サイズの設定ができ、自身が見やすい文字の大きさにすることができます。

UIもシンプルで扱いやすく、年配の方にもおすすめできる翻訳サービスです。

日本語⇔ベトナム語のおすすめ翻訳会社3社

翻訳アプリを使うと感じると思いますが、翻訳アプリはあくまでコミュニケーションにおける補助ツールに過ぎないということです。

正確に翻訳したいという方は、有料ツールや翻訳会社で翻訳してもらうことをおすすめします。

ベトナム語翻訳のおすすめ翻訳会社を3社ご紹介します。

ワンプラネット株式会社（JOHO）

ワンプラネット株式会社（JOHO）は、様々な言語に対応している翻訳会社ですが、品質面には定評があります。

担当分野の専門家によるダブルチェック体制があり、精度の高い翻訳するにはおすすめの会社のひとつです。

株式会社クリムゾン インタラクティブ・ジャパン

株式会社クリムゾン インタラクティブ・ジャパンは、12円～から翻訳可能な翻訳会社です。

ドラフト翻訳、バランス翻訳、クオリティ翻訳の３つのチェック体制から選ぶことができ、クオリティ翻訳では、翻訳＋クロスチェック＋ネイティブチェックまで行い、高い品質の翻訳が可能です。

株式会社ジェスコーポレーション

株式会社ジェスコーポレーションは、 9円～から翻訳可能な翻訳会社です。

各専門分野に精通した翻訳者を厳格な基準で選別し、翻訳してくれます。料金もかなり安価なため、翻訳会社には頼みたいけど安く済ましたいという方にはぴったりですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ベトナム語翻訳におすすめのアプリ・サイトと翻訳会社をご紹介しました。

ベトナム語（越南語）は、ベトナム社会主義共和国の公用語です。

数多くの声調を用いるベトナム語の発音は、日本人にとって最も習得が難しい言語の１つとされていますが、文法は比較的単純なため、翻訳サービスとは相性が良いと言えます。

しかし、無料の翻訳サービスはあくまで補助ツールなので、翻訳に不安な場合は有料で翻訳会社に依頼することをおすすめします。