外国人観光客が日本に来てみて驚いたこと25選

外国人観光客が驚く日本の良いところ


外国人観光客が日本に来て驚いた、良い印象を持ったところについてご紹介します。

日本人のマナー


日本人のマナーの良さは世界的にも有名です。「混んでいる場合は必ず列を作って静かに待つ」や「電車の中では静かにする」、「飲食店で食べた後はきれいにする」など、公共の場でのルールはピカイチです。

店員のサービスの高さ


日本の店員によるサービス品質の良さは、日本人にとっては当たり前に感じがちですが、外国に行ってみればその素晴らしさに気付くはずです。これには「お客様は神様」という考え方が日本には根付いているためでしょうか。外国人観光客にとって顧客満足度が非常に高いのが、日本の店員から受けるサービスです。日本では高級店だけでなく、スーパーや町の食堂など普通のお店でもある程度サービス精神があるのが素晴らしいところです。

町がきれい


外国人観光客による、日本の道端にはゴミが落ちていなくてきれいという意見も多いです。また、ゴミ箱も少なく、1億人もの人が狭い土地に住んでいるのにゴミがほとんど落ちていないと感じるようです。日本人からすると、自転車のカゴの中にゴミが捨てられていたり、不法投棄してある場所も見かけると思いますが、外国に比べれば随分きれいなようです。

治安が良い


治安が良いというのは日本人でも認識しているところです。夜道を女性一人で歩いてもほとんどの場所では問題ないですし、落とした財布が見つかることもあるというのが、外国人観光客にとっては信じられないことのようです。しかし、日本の治安レベルが当たり前だと思うと、外国では非常に危険であることも事実です。

公共交通機関が時間どおりに運行する


日本人にとっては電車などが時間どおりに運行するのは当たり前のことです。もし、数分でも遅刻するようなことがあれば、遅延証明書の発行をしてくれます。しかし、外国では数分の遅れは当たり前で、運休することもしばしばです。

食べ物が美味しい、きれい


日本の食事が美味しいと感じる外国人観光客は非常に多いです。実際、日本食は世界遺産にも登録されていますし、東京はミシュランの星を一番たくさん取得している都市でもあります。地方にはまた、そこに行かなくては食べられないものもありますし、食べ飽きるということがないように思われます。これは、日本人が食に対して興味が高いということもあると思います。
また、特に和菓子や懐石料理などは色や形に凝ったものも多いですね。外国人観光客にとっては日本食は食べ慣れないもので、何を食べているのかわからないけどきれいで美味しいという意見もあります。

季節に四季があって美しい


日本人にとっては季節に四季があるのは当たり前のことですが、春は花見、夏は海水浴、秋は紅葉、冬はかまくらなどが楽しめ、四季それぞれに美しさがあるという国はなかなかありません。そういう意味では外国人観光客にとって日本は4回は来てみたいところになります。

外国人観光客が驚いた日本のもの


メイドインジャパンのものはクオリティーが高いことは有名なことですが、外国人観光客は日本のどんなものに驚いているのでしょうか。

タクシーのドアが自動


日本ではタクシーのドアは触ってはいけないものですが、外国人観光客はタクシーの自動ドアには本当に驚くそうです。話には聞いていたけど本当なんだと思うようです。タクシーの運転手さんのマナーの良さも世界の中ではかなりのレベルだと感じます。

公衆トイレ


日本のトイレは洗浄便座など、世界でもとても人気があり、買って帰る外国人観光客もいるほどです。日本のトイレのすごいところは、公衆トイレの性能も高いことです。近年作られた新しいトイレは洗浄便座はもとより、蓋が自動に開いたり、水が自動で流れたりとびっくりするような機能がついています。手洗いにジェットタオルがついているものもあります。そんな高機能なトイレが日本では無料で使用できます。外国では少しきれいなトイレは有料のことが多いのも日本と違う点です。

コンビニエンスストアー


日本にいると24時間営業のコンビニエンスストアーがあることは当たり前になっています。しかし、世界にはコンビニがない国も多いです。それも24時間営業で、温かい食べ物などいろいろなものを売っているお店は貴重です。銀行のATMやコピー機などもあり本当に便利です。これも日本が治安の良い国だからかもしれません。

食品サンプル


日本ではおなじみの食品サンプルですが、その制作技術の巧みさに外国人観光客は驚いています。本物そっくりに作られたサンプルが購入できる合羽橋商店街などでは、食品サンプルのついたキーホルダーなども売られています。日本のお土産として購入する人も多いです。

文房具の機能とデザイン性


日本の文具は近年、世界から注目を集めています。昔から、日本製のものはしっかりしていて壊れにくく安いという評判でしたが、センスの良いものが急増しています。文具はその1つで、機能性が良くて、何色もあってきれいなものが多いです。これは外国製のものと比べると一目瞭然です。わざわざ文具を買いに来る外国人観光客もいるそうです。

アイスコーヒー


夏場にアイスコーヒーを飲む日本人は多いですが、外国にはアイスコーヒーが一般的でないのをご存知ですか。というのもアイスコーヒーは大正時代に日本人が作ったものです。近年スターバックスコーヒーがアイスコーヒーやフラペチーノなどを売り出し、知られるようになったそうで、ヨーロッパではコーヒーにアイスクリームや生クリームの入ったものはあるようですが、我々の想像するアイスコーヒーはなく、初めて飲む外国人観光客はその美味しさに驚くそうです。

外国人にとって日本の不便なところ


日本人が気づかない、外国人にとって日本が不便と感じるところについてご紹介します。

クレジットカードや電子マネーの使えない店が多い


日本ではまだまだクレジットカードや電子マネーが使用できず、現金のみ使用できるお店が多いです。これは日本人が現金主義で、クレジットカードの使用率が20%未満だからです。しかし、外国ではクレジットカードや電子マネーが使えるのは当たり前で、特に中国においては9割以上が使用できるので、日本の不便さは際立っているようです。

英語が通じない


日本人は英語が不得意であることをよくわかっています。しかし、外国人はその不得意さにやはり驚くようです。若い人なら話せるかと思って質問してみてもダメで、困っているのも事実です。また、標識に英語が表記されていなく、意味がわからないという意見もあります。一方、日本人が親切なのも事実で、英語は話せなくても頑張る姿はある程度認められてもいます。

ベジタリアン向けのメニューのない店が多い


日本人の中でベジタリアンは非常に少なく、理解している人も少ないです。そんな日本で、ベジタリアンの人が安心して食べられるものを探すことは大変なようです。ベジタリアン向けのメニューのある店自体が非常に少ないのが日本の現状です。

Wi-Fiの使えるところが少ない


日本は公共のスペースでのWi-Fi環境の整備がかなり遅れている国です。そのため、外国人観光客が外出先でインターネット接続ができず、不便を感じているそうです。外国人観光客へのアンケートでは、日本旅行中で困ったことの1位がWi-Fiが無料で使えないこととで、全体の約半分がそう感じているというデータがあります。

外国人に勘違いされてしまう日本の習慣


最後に外国人から見て日本人の習慣で不快に思うことです。

マスクしている人が多い


日本人は風邪を引いたら、周囲に迷惑がかからないようにマスクをしたり、インフルエンザや花粉症の時期には予防としてマスクをする人が多いです。しかし、外国人観光客はこのマスク姿を見ると、何か重大なウイルスでも蔓延しているのかと驚くそうです。

人前で靴を脱ぐこと


日本では家に入るときに靴を脱ぐので、あまり抵抗のない行為ですが、外国は靴を脱ぐ行為は服を脱ぐのと同じくらいプライベートなことなので、抵抗があるそうです。よって、電車の中など公共の場で靴を脱ぐ人がいると、とても驚くそうです。

呼ぶ時に肩に触れる


日本では相手を呼んでも聞こえなかったときなどに、よく肩をトントンすることがありますね。これも外国人にとっては不愉快なことで、むやみに体に触れることはしないようです。

お金を表すジェスチャー


日本人がお金を表す親指と人差し指で丸を作るジェスチャーは外国人にとってお金の意味にはなりません。これはOKの意味に使ったり、下品な意味や侮辱的なジェスチャーになるので控えたいです。

相槌の打ち方


日本では相槌を打つことはコミュニケーション上、必要なことで、聞き上手の条件とも言われます。しかし、外国人からすると大袈裟な「すごーい!」「へえー!」といった相槌は嘘っぽく聞こえるようです。

ミニスカートにハイヒールを履く


日本ではミニスカートにハイヒールを履くのはおかしなことではありませんが、国によってこれは売春婦のファンションで、一般女性は決してしないそうです。

音を立てて食事をする


外国人がどうしても慣れないことの1つが麺をすすって食べることです。外国人は音を立てて食べることは重大なマナー違反で、絶対にしてはならないと子どもの時から教わっています。しかし、日本人は音を立てること自体、それほど気にならないところがあり、麺を食べるときは大きな音を立てて食べますね。麺を食べるのに音を立てて食べられないのはとても大変なことですが、外国でラーメンなどを食べるときは気をつけたほうがいいです。

食器を持って食べる


欧米ではフォーク、ナイフ、スプーンを持って食べるので、皿を手で持つことはまずなく、マナー違反になります。日本は茶碗、お椀は必ず手に持って食べることがマナーですので、ここには大きな相違があります。

外国人から見た日本とは

今回は外国人観光客が日本に来てみて驚いたことをご紹介しました。日本に対して良い印象のこと、メイドインジャパンの優れたものはいいですが、不便に感じていること、不愉快に感じるものは直していきたいです。ただ、それ自体が日本の文化であるというものは、外国人観光客に理解してもらう必要もあります。異国に来ている訳ですから、それを知ることも外国人にとっては興味深い経験になることでしょう。