翻訳を正確にしてくれるサイトはココだ!翻訳精度をあげる方法

「この言語翻訳したんだけど本当にあっているのかな」「ほかの言語から日本語に翻訳したら意味が分からない!」そんなことがありませんか?翻訳を正確に行ってくれるサイトをどう選べばいいのでしょうか。その疑問を解決するために今回は翻訳を正確に行ってくれるサイトや翻訳の精度を上げる方法をご紹介します!

1.無料多言語翻訳サイトおすすめ5選

まずは、無料で多言語を翻訳するときにおすすめなサイトをご紹介します。

1-1Google翻訳

  • 対応言語数:104
  • 有料プランあり:Translate API

1,000,000文字につき20ドル
google翻訳はほかのサイトと比べ3つのことができます。

  • 「打ち込んだテキストを」指定の言語に翻訳してくれる
  • 「Webページ全体を読み込んで」指定の言語に翻訳してくれる
  • 「アップロードしたファイルを読み込んで」指定の言語に翻訳してくれる

日本語と他言語の対応箇所がわかりやすく、単語の意味だけではなくて発音も聞けるので、勉強のため発音が聞きたいときにも使用することができます。ただ、無料のため少し不自然な翻訳の場合があります。

1-2エキサイト翻訳

  • 対応言語数:34

エキサイト翻訳はヨーロッパや日本企業が多く進出している東南アジアの翻訳ができるのが嬉しいです。
以下2つのことができます。

  • 打ち込んだテキストを指定の言語に翻訳してくれる
  • Webページ全体を読み込んで指定の言語に翻訳してくれる

翻訳は普通にできますが、特徴の1つとして、画像上の「分野」を選択することで、分野に合わせた翻訳をしてくれます。論文を読むケースなどにとても便利ですね。

1-3LINE翻訳

  • 対応言語数:4

「LINE〇〇翻訳」(〇の部分は言語)を友達に追加して普段通りに会話をすることで自動翻訳を行ってくれます。グループ会話にも参加させることができ、辞書をいちいち確認しなくてもスムーズな会話ができるようになります。
友達と話したいときなど、気軽に連絡を取りたいときに使うにはとてもおすすめです。

1-4Baiduオンライン翻訳

  • 対応言語数:28

Baidu オンライン翻訳は、日本でもメジャーなよく使う言語を中心に、28言語に対応しています。かなりシンプルな設計ですので、とりあえず翻訳だけできればいいという方には使いやすいのではないでしょうか。
言語自動判定付きなので、翻訳ボタンなしでも自動翻訳してくれます。

1-5Cute007

  • 対応言語数:8

打ち込んだテキストを指定の言語に翻訳してくれます。Cute007は、8言語に対応しています。よく使われる言語にフォーカスされているので、ある程度この言語を翻訳したいというときには、困らずに利用できると思います。
翻訳サイトだと、基本的に1つのサイトで翻訳をしますが、Cute007であれば複数サイト同時翻訳を行えるので、この翻訳だけだとわかりにくい…という場合に比較しながら翻訳をすることができます。ちなみに翻訳してくれるのは以下のサイトです。
google翻訳、yhaoo翻訳、excite翻訳、bing翻訳、@nifty翻訳、Fresh翻訳、ひらがなめがね

2.機械翻訳を正確にするコツ

上記でもお話ししましたが機械翻訳だと正確に翻訳をすることはまだ難しい場合があります。なぜ、機械翻訳は正確にならないのでしょうか。その原因とできるだけ機械翻訳を正確にする方法をお教えします。

2-1機械翻訳が正確ではない理由

機械翻訳の訳はなぜ、正確ではないのでしょうか。その理由としては大きく二つあります。
それは「文法」と「単語」です。例えば日本語の文章の並びは「主語」→「修飾語や名詞」→「述語」の並びに対し、英語では「主語」→「述語」→「修飾語・名詞」のような並びになることが多いです。そのため、不自然な文章が出来上がってしまうことがあるのです。
また、日本語にしかない単語や英語にしかない単語などが存在します。そのため、その単語をほかの意味だと思って翻訳してしまい、翻訳できず不自然な文章が誕生するのです。
しかも日本語には省略という文化(コンビニエンスストアをコンビニ)や擬音語、擬態語といったほかの言語にはあまりない単語が多く、漢字・カタカナ・ひらがなの3つの表記方法があるため機械翻訳をするには複雑過ぎる場合があるのです。
そのため、翻訳で正確さを求める場合には翻訳サイトを使いながら自分でも合っているのかを確かめ、プロの翻訳者の手を借りる必要が出てくるのです。

2-2機械翻訳で精度を上げる方法

機械翻訳で正確さを求めるのは難しいことはわかったけれど、出来るだけ自分でも翻訳をしたい。
その際には気を付ける項目が3つあります。ここでは「できるだけ翻訳の正確性を上げる方法」について説明をしていきます。

2-2-1. 主語述語目的語を入れる

日本語は主語を使わない言い回しが多いです。そのため、日本語からほかの言語に言い換えるときには「この文章には主語、述語がはいっているのか」を確認する必要があります。その確認を行うだけで翻訳の精度があがってくるのでぜひ試してみてくださいね。

2-2-2.言い回しは簡潔に

文章が複雑になってくると翻訳が難しくなるのは人間も機械も同じです。「私は日本人です」くらいはすぐに翻訳できると思いますが、「私は20年もの間、翻訳に携わってきており、300件以上のクライアントに感謝されています」というような文章では翻訳するときに脳が混乱してしまいます。人間の場合は「この文章はこのように言い換えられる」と機転を利かすこともできますが、機械はそのまま翻訳するので不自然な翻訳が生まれているのです。
言い回しを簡潔にすることにより、翻訳の精度をあげることにつながるのです。

2-2-3. 漢字を使う

こちらも機械を混乱させないという意味では同じです。
「あめ」と打った場合、翻訳する際に「雨」なのか「飴」なのかがわからず、変な翻訳になってしまうことがあります。だから、機械の混乱を少しでも減らすために漢字を使うことをおすすめします。

2-3機械翻訳の結果はそのまま使わない

ほかに踏まえておくべきこととしては「機械翻訳の結果はそのまま使わない」ということです。何故なら、その翻訳が間違っている可能性があるからです。確かめる方法は多々ありますが、あなたが誰にも頼れない場合はそのままgoogle検索をしてみるといいでしょう。検索結果が多ければその文章がよく使われているということになります。
しかし、間違っている場合もあるので一番正確なのはネイティブの人に確認してもらうことです。正確性を求めたいならお金を払っても確認してもらうことをおすすめします。

3.正確な翻訳をする方法

正確に翻訳をする方法は以下の2パターンあります。これから詳しく説明していきますね。

  • 自分で翻訳する方法
  • プロの翻訳者・翻訳会社に外注する方法

3-1自分で翻訳する方法

まず一つ目の「自分で翻訳する方法」。こちらは時間もかかりますが自分のスキルを伸ばしつつ正確な翻訳ができます。また、自分で翻訳をするのでコストカットにもなります。自分でもその言語をわかりたい、勉強したいという場合やお金がない場合にはおすすめの方法です。ただ、時間がかかるというデメリットもあるので時間をかけたくない場合にはおすすめしません。

3-2プロの翻訳者・翻訳会社に外注する方法

こちらはお金があり、時間や手間をかけたくない人におすすめの方法です。プロの翻訳者に頼むことで自分では難しかった細かいニュアンスの違いや流行語などにも対応してくれます。
以前は大量発注しか受け入れてない翻訳会社もありましたが、30文字からの翻訳を受け入れてくれる場合や最速で30分以内に翻訳してくれる場合も増えてきました。そのため、自分にお金がある場合や正確性を求める場合にはこちらの方法がおすすめです。
ただ、プロの翻訳者もピンキリなので評価や実績などを確認してお願いするようにしてくださいね。

4.もっと翻訳の正確性を高めるために!ちょっとしたポイント

グローバルサイトを運営したいなど多言語に対応する場合には多言語対応の翻訳会社に一括で対応をしてもらう方が工数もなく、翻訳も正確に対応してもらえることが多いです。もともと実績もあるのでマイナーな言語でも安心して任せることができます。
反対に一言語に翻訳したい場合は特化型翻訳会社に頼むこともおすすめです。理由は簡単、その会社にその言語の案件が集中しているから。案件が集中することでその国の内情を知っていることも多く、よりネイティブの人を意識した翻訳ができます。また、現地人を採用している場合もよくあるのでより正確性が増します。特化型なので大量発注をしたいときにも対応をしてくれやすくなります。
翻訳の正確性を考えるときにはそのようなことにも気を配ると後で業務をしてもらうときに自分の大変さが減るので確認してみてくださいね。

まとめ

今回は翻訳を正確に行ってくれるサイトや翻訳の精度を上げる方法をご紹介してきました。翻訳サイトを上手く使って翻訳の精度を上げてみてください。また、目的に沿ってほかサービスを使うのも視野にいれるといいかもしれません。自分が翻訳したいのは何のためなのかを考えて翻訳をしてみてくださいね!