外国語のニュース記事や本などの文章を翻訳したい場合に使えるのが”web翻訳サイト”です。
ただ、翻訳がしっかりできているのか、どの翻訳が精度が高いのかどのサイトが自分がしたい翻訳に向いているのかわからないですよね。
そこで、今回は文章翻訳ができる翻訳ツールをweb翻訳、アプリ翻訳などに分けて10個ご紹介します。
1.web翻訳ツール
1-1. Google翻訳
Google翻訳
Google翻訳は全部で103言語に対応しています(2016年時点)。幅広い言語も対応しているのでマイナーな文章を翻訳する場合に役立ちます。複雑な文章やほかの単語と勘違いされてしまうこともあるので精度は普通くらいです。
対応言語数 | 103言語 |
翻訳の方法 | テキスト入力 Web ページ読み込み ファイルのアップロード |
・有料プランについて
「Translate API」というサービスも提供しています。
料金は使用量に基づき、月ごとに計算します。
Translate APIはこちら:https://cloud.google.com/translate/?hl=ja
1ヵ月あたりの料金(0~10億文字)
翻訳 $ 20/100万文字
言語の検出 $20/100万文字
1-2.エキサイト翻訳
エキサイト翻訳
エキサイト翻訳では、無料サービスながら2,000文字程度までの文章を翻訳することができます。そのため、短い文章の翻訳をしたいという方におすすめのサービスです。サイトごと翻訳したい時など長文を翻訳したい場合にはほかのサービスもおすすめです。
文章のエキサイト翻訳はgoogle翻訳よりも固めの単語が使われているので、少し固い文章にしたいときはエキサイト翻訳をしてみてください。翻訳は、tab+Enterでも可能です。 テキストの翻訳結果を保存することができる「マイ翻訳」機能があります。
対応言語数 | 32言語 |
翻訳方法 | テキスト入力 Web ページ読み込み |
1-3.Infoseek マルチ翻訳
Infoseek マルチ翻訳
Infoseek マルチ翻訳は、 Google翻訳などのサービスと比べると13言語と、対応言語が少ないですが。主要言語とアジア圏の言語が使われています。画面設計はグーグル翻訳と同じくらいシンプルです。
対応言語数 | 13言語 |
翻訳方法 | テキスト入力、Web ページ読み込み、翻訳者に依頼、プレミアム翻訳、翻訳ソフト |
・有料プランについて
株式会社クロスランゲージにて、「翻訳者に依頼する」「プレミアム機会翻訳」の2種類の有料サービスを提供しています。
・翻訳者に依頼
24時間365日いつでも翻訳が依頼可能。楽天からの紹介なので安心感は強いですね。
1-4.weblio翻訳
weblio翻訳
weblio翻訳は、英語・中国語・韓国語・日本語の4カ国語に対応しています。数は少ないですが、精度は高いです。訳文にも複数翻訳結果が出たり、類似の単語が出てくるのもいいところですね。その特徴を生かすのであれば短文の精度が上がりやすいため、短文翻訳の方が向いているかもしれません。辞典を作っている会社ならでまの良さが詰まっています。
また、勉強として使うにもおすすめです。文章そのままに辞典も出てくるため辞書の代わりにもなります。
対応言語数 | 4言語 |
翻訳方法 | テキスト入力、/Web ページ読み込み |
・有料プランについて
「スマート翻訳」の提供しています。英語翻訳、日本語の英訳、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応可能です。無料ページで翻訳した文章をそのまま見積もりしてくれるので、どのくらいのコストがかかるかすぐにわかるところもポイント。
スマート翻訳はこちら:https://www.smart-translation.com/
料金:要見積もり
1-5.So-net翻訳
So-net翻訳
So-net翻訳は、20言語に対応した翻訳サイトです。いままでは主要4カ国語しかありませんでしたが、リニューアルされたため対応言語が20カ国語に増えました。しかし、一度に翻訳ができるのは500文字以内というデメリットもあります。短い文章ならすぐに翻訳できるので試してみてみてくださいね。
対応言語数 | 20言語 |
翻訳方法 | テキスト入力、/Web ページ読み込み、ファイルのアップロード |
・有料プランについて
プロの翻訳者による翻訳サービス「スピード翻訳」を有料にて提供しています。翻訳料・納期は、自動見積もりフォームで確認できます。
1-6.Baidu オンライン翻訳
Baiduオンライン翻訳
Baidu オンライン翻訳は、日本でもメジャーなよく使う言語を中心に、28言語に対応しています。とりあえず翻訳だけできればいいという方には使いやすいでしょう。
対応言語数 | 28言語 |
翻訳方法 | テキスト入力 |
1-7.bing翻訳
bing翻訳
bing翻訳は、対応言語数が比較的多い翻訳サイトです。マイクロソフトが提供するサービスであることも、安心して使えるポイントです。音声で発音を聞くことができるようになっており、「男性・女性」「国籍」を切り替えることが可能です。
対応言語数 | 61言語 |
翻訳方法 | テキスト入力、Web ページ読み込み |
2.翻訳アプリ
2-1.Gallery(iPhoneのみ)
Gallery
電子書籍や海外サイトの”この文章翻訳したい!”時ってありませんか?いちいちwebで検索して翻訳するのも面倒くさい時にはこのショートカットをおすすめします。
方法はショートカットアプリをインストールして「選択部分を翻訳」というレシピをライブラリに追加するだけ。初期設定が英語になっているので日本語で使いたいときは変更してくださいね。
2-2.LINE
LINE
LINEには便利な機能としてLINE翻訳があります。使いたいときには「LINE英語通訳」を友達に登録してください。LINE公式アカウントの検索から検索してみてください。英語だけでなく韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の4カ国語が使用可能です(2012年4月)。
通訳アカウントを友達に追加することでトークに翻訳してほしい文章を送るだけで一瞬のうちに翻訳してくれます。このLINE翻訳機能のいいところはグループでもところです。外国人の友達と話したいとき、この機能を使えばいちいちweb翻訳を介さずに話すことができます。
3.wordの翻訳機能
wordの翻訳機能
wordには、文書を翻訳する機能があります。例えば、翻訳したい文章を日本語で作成することにより英語で翻訳された文章になるということです。ただし、wordそのものに翻訳機能が搭載されているわけではなく、Microsoftが運営する翻訳用サイトにwordの文書が送られ、自動的に翻訳される仕組みです。そのため、インターネットにつながっていない場合には使用できません。
機械なので限界はありますが、外国語の文章を読んだり書いたりする場合には活用してみてくださいね。
最初に文章全体を翻訳するためには、どの言語からどの言語に翻訳するのかを設定する必要があるので一度確認してくださいね。
まとめ
今回は文章翻訳ツールについてまとめました。文章を翻訳したい場合にはいろんなツールが使えますが用途によって使い方は様々なので目的に応じて使用してくださいね。
気に入った翻訳サイトやアプリがあれば、ぜひブックマークやダウンロードをしておいてはいかがでしょうか。]]>